岡山県津山市の田邑まちづくり活性化協議会(鳥取文二会長)は15日、同市上田邑のほ場につやま西幼稚園の園児らを招待し、サツマイモの苗植えをして交流を深めた。
休耕田を活用し、家族3世代がふれあえる場所を作ろうと実施して2回目。年中組20人をはじめ、同園子育て支援センターや田邑公民館講座「田邑ちびっ子学級」の親子、同協議会メンバー計約50人が参加した。
農業に携わるメンバーの水島康之さん(68)と田口整さん(71)が「竹ばさみで苗をつかんで、防草用シートに空けている穴に植えこんで」などと手順を教えた後、園児らは約20アールのほ場へ。大人に手伝ってもらいながら、上手に道具を使い、「紅あずま」のつるを約500本植えた。この後、水を与え、残りのスペースにはヒマワリの種をまいた。
山本琳斗君(4)は「初めて苗を植えた。難しかったけど、きちんとできてうれしい。巨人みたいにとても大きいのができるとおもしろいなあ」と笑顔で話していた。
サツマイモは秋に収穫し、同園や地域のイベントなどに活用する。