全国高等学校総合体育大会(インターハイ)ソフトボール競技女子大会が25日、岡山県津山市で開幕した。開会式は山北の津山総合体育館で開かれ、全国の強豪48校、選手約1100人が集い、熱戦を誓い合った。試合は26から29日にかけて、勝北と加茂の4会場で計47試合が予定されている。
開会式には関係者を含め約2300人が出席。司会や受付、音楽演奏は地元高校生が担い、出場全チームの紹介が行われた。県高体連ソフトボール専門部の小林高樹部長、日本ソフトボール協会の松田和広理事が「高校最高のスポーツの祭典。国民に勇気を与える熱戦を」などとあいさつ。
谷口圭三津山市長や、県高校生活動推進委員会美作ブロックの高木優菜委員長(津山高3年)も登壇し「津山で素晴らしい思い出を」と歓迎の言葉を送った。創志学園の磯本寿々主将が「ソフトボールの神様が与えてくれたこの大舞台に感謝し、全力で戦う」と選手宣誓した。
男子大会は8月2~5日に行われ、開会式は1日に予定。津山市でインターハイ種目が開催されるのは1995年の空手競技以来、30年ぶりとなる。大会期間中、延べ約1万7000人の観客が訪れると見込まれており、地元高校生や競技関係者ら約900人が運営にあたる。
