岡山県労働基準協会(荒木雷太会長)は、フォークリフトやクレーンなどの技能講習ができる県北の教習拠点「北部教習所」を津山市神戸に新設した。10月1日から本格稼働する。
4726平方メートルの敷地に講義棟と実習棟を整備。フォークリフトやクレーン、ガス・アーク溶接などの実技講習に対応する屋根付き全天候型の実技会場、学科講習のサテライト設備などを備え、中国道の院庄インターからも近い。昨年11月に着工、7月に完成し、県北地域の受講の利便性を向上させた。
6日に開所式があり、荒木会長が「屋内での受講環境など、県北の拠点となる立派な施設が完成した。ニーズに応え、施設の有効活用に努めたい」とあいさつ。関係者がテープカットを行い、開所を祝った。
同協会では「良質な講習を提供し、労働基準の普及、地域産業の発展に貢献していきたい」としている。