修了式を前に北陵中学校=岡山県津山市=で24日、PTA学年部2年団が企画した「クリーン大作戦」が行われ、2年生の有志30人と保護者らが学校への感謝の気持ちを込め、協力して校内を清掃した。
友だち同士や親子で交流を深めながら、自分たちの身の回りをきれいにする心構えを身に付けてもらおうと、初めて企画。生徒とその兄弟や保護者たちで班を組み、教室やトイレ、下駄箱付近など4カ所ずつを念入りに掃除した。
ゲーム要素を取り入れており、1カ所をきれいにすると参加賞として用意した“宝”のある場所を示す地図の4分の1面がもらえることから、子どもたちは教室の掲示物を丁寧にはがし、雑巾で窓のさっしや廊下を拭くなどはりきって取り組んでいた。
福原優青君(14)は「楽しみながらだと普段よりも気合いが入る。新学期になってみんなが心地よく過ごせるようにきれいにしたい」と話した。企画立ち上げの中心となった廣田勤さん(44)は「来年は全校生徒で活動できるようにと考えている」と語っていた。
