新型コロナウイルス飛沫感染対策のフェースシールドを手掛ける末田工業所(川崎、末田平社長)などは28日、救急隊員用としてヘルメットに装着できるタイプの新製品12枚を津山圏域消防組合に贈った。
ハンドバッグ製造の技術を応用して医療現場などのニーズに応える中、作業用に改良した製品でヘルメットに密着して外れにくく、シールド部分の上げ下げが容易。
仲介した販売業者の山陽商事津山出張所(河辺、前田多恵子社長)と寄贈することになり、林田の同組合本部を訪れた末田社長が「コロナ禍に少しでも安全に仕事が出来るように改良を重ねている。使ってみてほしい」と松岡栄作警防課長に手渡した。
松岡課長は「救急隊員の感染防止に活用したい。現在使用しているゴーグルはくもることもあり、視界がよりクリアになって助かる」と礼を述べた。
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救急隊員用にフェースシールドを贈る末田社長(右)
コロナウイルス感染対策のフェースシールド。末田工業所。