美作圏域児童家庭支援センター未来へ(中之町、藤本優理事長)は19日、津山、真庭、美作市内の小中学校の児童・生徒と保護者を対象にした、新型コロナウイルス流行による家庭や学校生活への影響に関するアンケート調査を開始した。「トラブルに直面している子どもたちと家庭のための大切な調査なので、多くの回答を」と協力を呼びかけている。
各市教委を通して計1万3500枚の調査票を送付した。内容は虐待やいじめ、貧困、引きこもりについて。ホームページを通して回答する。締め切りは8月10日。
調査結果はNPO法人未来へのホームページに8月16日から公開し、行政へ働きかける。またDV被害者、子育て支援団体などと連携し、津山、真庭、美作市、鏡野、勝央、美咲町で相談会を開催する予定。
美作圏域児童家庭支援センター未来へはNPO法人未来へが県から委託を受け6月に開設し、児童・生徒と保護者の相談・支援活動を行っている。「3市以外でも県北の方ならご協力を。備考欄もあるので、どんなことでも相談してほしい。直接電話をいただいても大丈夫です」と藤本理事長。
問い合わせは、NPO法人未来へ内事務局(☎328025)。
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アンケートへの協力を呼びかける藤本理事長
コロナ禍 アンケート調査