真庭市消防本部は21日、ゴルフのプレイ中に心停止した男性(74)を救助したとして支配人ら4人に感謝状を贈った。
一緒にプレイしていた土建業の網中宗治さん(65)=岡山市=、自営業の矢代末光さん(72)=同市=、会社員の田渕敏彰さん(61)=和気郡=の3人と、同市下中津井の備中高原北房カントリー倶楽部の森徹也支配人(61)=真庭市=。
男性は9月27日14時ごろ、仕事仲間の網中さん、矢代さん、田渕さんと同所のコース内をまわっていた際に倒れた。田渕さんは過去に心肺蘇生講習を受けており、すぐに心臓マッサージを始めた。その後3人で交互に行った。
通報を受けた森支配人は自動体外式除細動器(AED)を持って駆け付け、電気ショックを行った。男性は息を吹き返し、救急車とドクターヘリで岡山市の大学病院に運ばれ一命を取り留めた。
表彰式は同市惣の同消防本部であり、田渕さんらは「助けたい一心で懸命に処置をした。男性が早く退院できるように願っている」と話した。大美勝消防長は「4人の勇気ある行動は大変素晴らしい」とたたえた。
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感謝状を受け取る網中さん
ゴルフ中に心停止した男性(74)を救助した4名に感謝状
- 2020年10月28日
- ひと