サッカー元日本代表で、J1サンフレッチェ広島で活躍した作陽高校出身の青山敏弘さんの軌跡をたどるロビー展が岡山県津山市の広島銀行津山支店で開かれ、市民らの注目を集めている。8月29日まで。
青山さんは高校卒業後、サンフレッチェ広島に入団しMFとして21年間プレー。J1制覇に貢献し、2015年にはJリーグ最優秀選手賞を受賞、昨シーズン限りで現役を引退した。日本代表としても活躍し、2014年のワールドカップにも出場した。
県出身で唯一のワールドカップ出場選手の足跡を知ってもらいたいと、土居陽二郎支店長が企画。クラブに交渉して借り受けた約10点の品々を展示している。Jリーグ優勝の記念メダル(2012、2013年)や、現役最終出場試合となったACLアジアチャンピオンズリーグで着用したユニホーム、自筆サイン入りパネルなどが並び、サンフレッチェのレジェンドの栄光を紹介している。
土居店長は「津山が育てた英雄であり、ワールドカップにも出場した現役時代の活躍をゆかりの地・津山のみなさんに改めて知ってほしい」と話している。
