誕生寺支援学校(久米南町山ノ城)中学部の生徒たちが作業製品の販売や接客の実習を行う「サテライト美咲」が18、19の両日、美咲町原田の町役場前のバス待合所に開店し、来店客を笑顔でもてなした。25、26日にも午前10時半から午後1時まで同所で開く。
校内学習で培った力を発揮するとともに地域との交流を目的に、知的障害部門と肢体不自由部門の生徒が参加した。
初日は3年生13人が店員となり、洋菓子とコーヒーのセット(200円)を提供するカフェをはじめ、授業で作った花の苗やぽち袋、ふせん、クリップ、さをり製品などを販売。生徒たちは「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」と元気よく声を出し、引率教員のサポートを受けながらレジ打ちをしたり、コーヒーを運んだりした。
楮原ゆきのさん(15)は「レジは難しいけど、お客さんがたくさん来てくれてうれしい。笑顔で頑張りたい」。竹本啓人君(15)も「自分が作った物が売れるとうれしい。たくさんのお客さんが来て忙しいけど、大きな声であいさつしたい」と話していた。
来週は2年生が行う予定。
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にぎわう「サテライト美咲」
サテライト美咲