津山中央看護専門学校=岡山県津山市川崎=の学生自治会が21日、クリスマスキャンドルサービスを同所の津山中央病院などで行い、入院患者に歌と手作りのメッセージカードをプレゼントした。
クリスマスを病院で過ごす患者を励まそうと毎年実施し、心を込めたカードを約600枚作製。1、2年生約50人がグループに分かれ、同病院と津山中央記念病院=津山市二階町=を訪問した。
サンタクロースに扮した学生もおり、キャンドルの灯(ともしび)を手に「ジングルベル」「赤鼻のトナカイ」などを歌いながら、消灯された病棟内を巡った。病室の子どもや、がんの緩和ケアを受けている患者らにやさしく届けると、「とてもきれい」「ありがとう。元気が出る」と喜んでいた。
学生自治会長の鞘師真夕さん(2年)は「涙を流して喜んでくれる患者さんもいて、みんなで歌を頑張って良かった。この行事を後輩たちに引き継いでいきたい」と話していた。