岡山県津山市の津山東高校食物調理科2年生39人がこのほど、同市上横野の畑でショウガの植え付けを体験した。
同科生徒が取り組む地元食材とだしを活用したレシピ開発「だし活」の一環で、食材への理解を深めるために実施。
ほ場に集まり、協力農家の中井秀男さん(77)から植え付けの要領を聞いた。助言を受けながら種ショウガの大きな株を小割りにし、あらかじめ耕された1・2㍍の畑のうねに約20㍍間隔に置いては丁寧に土をかぶせていった。
横尾純さんは「今から収穫が楽しみ。体を温める効果を生かし、スープなどの料理を考えてみたい」と話した。
同体験は10年目、だし活は12年目。今後、夏場の管理を手伝い、10月下旬には収穫を体験する。