吉井川漁協(松田安弘組合長)は28日、管内の吉井川本支流にスッポンの稚亀計約400匹を放流した。
例年、付け針などによる漁が終わるこの時期に実施し、稚亀は福岡県の養殖業者から仕入れた甲羅径4、5㌢、15㌢前後のサイズ。本流と加茂川、横野川、久米川、皿川、広戸川、倭文川の計20カ所に配分した。
このうち本流の美咲町周佐では、容器から25匹が放たれ、可愛らしいスッポンたちは元気よく手足をかいて、流れの底に泳いでいった。
同漁協では「3、4年で1㌔近い食べごろサイズになる」としている。管内のスッポン漁には、1等(年券1万1000円)の遊漁券が必要。
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スッポンを放流する組合員
スッポン放流
- 2020年10月30日
- 経済・産業