岡山県津山市の津山高専の留学生たちが11日、津山市の小学校を訪れ、タイやインドネシアの伝統文化や遊びを紹介し、5年生約70人と交流を楽しんだ。
4、5年生4人が来校。民族衣装に身を包み、言葉や気候、料理などを写真やクイズなどを交えて説明。児童は「日本とは全然違う」「知らなかった」などと言いながら興味津々に話を聞いていた。
この後、グラウンドと教室に分かれ、粘土を床に投げてくっつける遊びや、石が落ちているマスを避けて片足跳びをする「ポップスコッチ」、敵から卵を奪われないように巣を守る「カラスの巣」といった伝統的なゲームで一緒に汗を流した。
電気電子システム系4年のイムクラジャン・タナパットさん(タイ出身)は「子どもたちが母国の文化に関心を持ってくれてうれしい。今後も機会があれば交流したい」。
万代陵輔君は「日本にはない習慣や遊びがあって面白かった。学んだことを学校生活に生かしていきたい」と話した。
市が昨年度から始めた「Welcome to Tsuyama 留学生交流・サポート事業」の一環で実施した。