岡山県真庭市蒜山地域の冬のイベント「チョコっとひるぜん雪恋まつり」(ひるぜん雪恋まつり実行委主催)が5、6日、同市蒜山上福田のヒルゼン高原センターなどで開かれた。県内各地から訪れた家族連れらが雪遊びを楽しんだ。
暖冬による雪不足やコロナ禍で中止が重なり、開催は3年ぶり。新型コロナウイルス対策として、同所のグリーナブルヒルゼンと会場を2カ所に分けた。また、同市豊栄の湯原ふれあいセンターでは5日、兄弟ユニット「キセル」のコンサートが行われた。
ヒルゼン高原センターではアクティビティコーナーが設置され、子どもたちは厚さ15㌢のタイヤが装着された「ファットバイク」を運転したり、雪の斜面をそりで滑ったりして休日のひと時を過ごしていた。グリーナブルヒルゼンの「風の葉」の前では夕方、来場者が作ったミニかまくらにろうそくが灯され、幻想的な光景が広がった。
赤磐市の岸田光司さん(47)は「子どもに冬ならではの遊びを体験させたくて来た。みんな喜んでくれてよかった」。娘の莉実ちゃん(4)は「雪がいっぱいあって、とても楽しい」と話した。
冬場の観光地として蒜山地域をPRしようと、2013年にイベントを始め、今年で10回目となる。
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そり遊びを楽しむ子どもたち
チョコっとひるぜん雪恋まつり
- 2022年2月7日
- イベント