津山市がホームタウンの一つになっているバスケットボール男子Bリーグ3部(B3)のトライフープ岡山は16、17日、ホーム開幕2連戦を山北の津山総合体育館で戦った。岐阜スゥープスに1勝1敗。会場は新型コロナウイルス感染対策がとられる中、家族連れらで盛り上がった。
2日間で約1490人が来場。オープニングセレモニーでは谷口圭三市長が「地域の皆さんに元気を与え、まちに活力をもたらす存在になってほしい」とチームを歓迎した。ハーフタイムには専属チアチーム・フープスターズのパフォーマンス、作陽高校吹奏楽部の演奏などもあった。
初戦は終盤に逆転を許して77―80、2戦目は96―65の快勝で挽回した。観客は素早いバスやドリブル、正確な3点シュートやレイアップ、豪快なダンクなど、レベルの高いプレーを堪能し、得点が入るたびに拍手を送っていた。
岡山市から家族4人で来た中学1年生の田中成君(13)は「プロの力強いプレーは格好良かった。また観戦しに津山に来たい」と話していた。
比留木謙司監督は「コロナ禍の中でスポーツのある日常が戻り、この地で試合ができたのがうれしい。全力で戦い、地域を盛り上げていきたい」と意気込んだ。
ホームの残り10試合を津山総合体育館で行う。次は2月27、28日に八王子ビートレインズと対戦する。
P?
津山総合体育館でホーム開幕戦を戦うトライフープ岡山の選手(手前)。2日間で約1490人が来場した(16日撮影)
トライフープ岡山津山で初戦
- 2021年1月18日
- スポーツ