勝田観光振興会主催の「にじますのつかみどり祭」が11日、岡山県美作市久賀の久賀ダム親水公園で開かれ、県内各地から集まった親子連れら約200人が池に入り、夢中になって魚を追いかけた。
2005年(平成17)の合併以前、旧勝田町の時から開催されている恒例のイベント。人工池に水を張った後、右手養魚センターで養殖されたニジマス650匹を放流。合図を鳴らすと、池の周囲を取り囲んでいた参加者が一斉に入り、「大きな魚を見つけたぞ」「やったあ、捕まえた」などと歓声を上げながら魚影を追いかけていた。
昨年に続き2回目の参加となる勝田小学校4年・長岡海斗君(9)は「前回は魚の体がぬるぬるして捕まえられなかったので今回は手袋を使ってみた。3匹捕まえることができてとてもうれしい。楽しかったので来年も参加したいな」とにっこり。
同振興会の東芳郎会長は「たくさんの人に参加していただきうれしく思う。より多くの人が楽しめるように、さらに充実したイベントにしていきたい」と話していた。
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