津山・美作地域の創業希望者・第二創業者、起業家精神を持った学生を応援する「Homing ビジネスプランコンテスト 2022」(レプタイル主催、津山朝日新聞社など共催)が20日、山下の津山文化センターで開かれた。一次審査を通過した6人が自身のビジネスプランを披露。ソーラーシェアリング下の原木生シイタケ栽培・販売プランを発表した森岡林業の岸田麻代さん(27)=美咲町西垪和=が大賞に輝いた。
ファイナリストは起業スクール「Homing」第4期生の生徒と一般の計12人から選ばれた。審査員は丸尾宜史社長と、共催のつやま産業支援センタ―、津山朝日新聞社の各代表が務めた。
持ち時間は3分間。金融機関や行政関係者、オンライン参加計約200人を前に、植物性シリカを活用した新しい農業や地方創生ツーリズム、駅近くの無人ラウンジ、最先端の視覚トレーニングなど多彩な事業プランをそれぞれアピールした。
表彰式では審査員が入賞者に賞状を手渡した。大賞の副賞はINN―SECTのシェアオフィス利用1カ月と、コワーキングスペース利用1年分の権利。岸田さんは「おいしいシイタケをたくさんの人に食べていただいて、津山はいいところだと全国にPRしたい」と喜びを述べた。
また、クラフトビールブームの立役者・ヤッホーブルーイングのCRM設計・CXデザイン担当の佐藤潤さんが基調講演。ファンと共創するブランドとコミュニケーションについて語った。
同コンテストと創業スクール「Homing」は、「Homing」プロジェクトの2本柱。
5年間でUIJターン者を中心に100人の創業者輩出を目指しており、現在4期目。
大賞を除く被表彰者は次の通り。(敬称略)
▽つやま産業支援センター賞=野中健志(Life―Performance―LAB.)▽津山朝日新聞社賞=蟻正敏雅(美作市地域おこし協力隊)
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大賞に輝いた岸田さんのプレゼンテーション
ビジネスプランコンテスト
- 2022年2月21日
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