ピクトリアル展

　「ピクトリアル展」が東一宮のさしこう本店で開かれ、手織りの伝統技法で表現された●絵画のペルシャ絨毯（じゅうたん）●が来店客の注目を集めている。28日まで。
　イラン・ペルシャ地方の手工芸品で、染めた羊毛や絹を緻密に織り上げた約50点をギャラリーとフロアに展示。
　花売りの少女や川を渡る遊牧の民、舞い踊る天女、木漏れ日の差す風景、たてがみをなびかせる馬、ライオンといったモチーフが微妙な色調の陰影、立体的な刈り込みによって表現され、絨毯ならではの柔らかな質感も相まって独特の美を醸している。
　同店では「どれも織り上げるのに半年から１年以上かかる労作。この機会に普通の絵とは一味違う絵画の絨毯の魅力にふれてほしい」とＰＲしている。
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絵画の絨毯、ピクトリアルが並ぶ会場