城北保育園(上河原)で、保育士がピンク色のショウリョウバッタの幼虫を見つけ、園児に人気だ。ピンクは幸せな気持ちになれるとして「はーとちゃん」と名付けられた。
保育士の女性が2日朝、園庭のすべり台を動かした際に見つけた。生き物が昔から好きで、ピョンピョン跳ねる姿を思わず追いかけたという。「珍しいから子どもたちに見せたかった。一緒に観察しながら大切に育てたい」。
同園は今年で創立50周年。竹下賀代子園長は「ピンクはハッピーな色。節目の年に何か良いことがありそう」と話している。
倉敷市立自然史博物館によると、ショウリョウバッタの体色は緑や茶、もしくは2色のまだらで、ピンクはまれ。これまでに同じ色の幼虫の報告例はあり、成虫になっても変わっていなければより珍しい。自然界では目立つため外敵に狙われやすいという。
ピンクのショウリョウバッタ
- 2021年8月7日
- 教育・保育・学校