ファジアーノ岡山
MF佐野航大選手(18)
――プロとなる2022年を迎えた気持ちは。
始動したチームの練習でレベルの高さを感じており、自分の通用する部分と通用しない部分がはっきり分かってきた。ボールを持ってからのプレーには自信があり少しは通用すると思うが、攻守の切り替えや判断の速さ、ボールを持っていない時のポジショニングなどはまだこれから。これらを踏まえてしっかり練習していく。
――チームと自身の目標は。
チーム目標はJ1昇格。個人的には攻撃的なMFとして開幕スタメンを狙う。
――自身のプレーの特長は。どのようにチームに貢献するのか。
武器は局面を打開できるドリブルやパス、ロングキック、ゴール前の遊び心。1年目からしっかり点を取ってアシストし、守備でも献身的に走って攻守両面で貢献したい。明るい性格も長所なので、チームのためにこれをしっかり出していきたい。
――目標とする選手は。
兄は近い存在なので、一番いい手本であり、目標にしやすい選手。
――兄弟対決への思いは。
自分自身が試合に出ないと対決できないので、まずは出場することが目標。兄との対決は夢の一つだったので楽しみたいし、絶対に負けたくない。
――兄弟のプレースタイルの違いは。
自分は攻撃、兄は守備を得意としている。兄は守備だけでなく、昨年は点を取り、アシストもしている。自分も攻撃はもちろん守備を含め、Jの舞台で通じるよう成長していかなければならない。
――サッカー選手としての夢は。
子どもたちに夢を与えられる選手になることが理想。より上の高いレベルでプレーすることで、子どもたちの目標になれるよう頑張りたい。将来は日本代表にも選ばれたい。
――市民や地域のファンにメッセージを。
津山出身なので試合に出ることができたら津山も岡山も盛り上がると思う。自分のプレーで地元を熱く盛り上げていきたい。
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さの・こうだい 176㌢、68㌔。利き足は右。米子北高校では1年次から10番を背負い、昨年のインターハイ準優勝に貢献。背番号22。
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ファジアーノ岡山で活躍が期待される弟のMF佐野航大選手©FAGIANO OKAYAMA)