岡山県津山市内の百貨店や量販店などでお中元商戦が本格化し、終日多くの人でにぎわっている。
同市新魚町の天満屋津山店は今月9日から7月17日まで、2階にお中元ギフトセンターを開設。「県産素材」「47都道府県の特選素材と伝統製法」などをキーワードに約300点を陳列しており、夫婦連れらが熱心に品定めし、申し込みカウンターで手続きしていた。
同店の人気上位はビール詰め合わせ、ジュース詰め合わせ、岡山県産果物詰め合わせ、千屋牛(各3240円〜10800円)など。担当者は「定番品のほか、清水白桃やマスカット、ピオーネといった果物、県産乳のアイスクリーム、千屋牛の鉄板焼き用など、上質な地元産品も人気がある。目標は前年比101%で、一部商品が割安な早期受注会は30日まで。ピークは7月8、9日の見込み」としている。
市内の女性(70)は「予算は3万円ほど。県外の親せきら6人に白桃とシャインマスカット、地ビールと地酒の詰め合わせなど岡山県らしい品を贈る」と話した。