通信制の希望高等学園津山校=岡山県津山市=の生徒と保護者ら52人が先月10日、西粟倉村大茅地区で、ハナモモの苗木を植えるボランティア活動を行った。
同地区には、住民グループ・大茅地区活性化協議会が整備する「おおがや芝桜公園」があり、新たな景観づくりを進めている。
1~3年生と保護者をはじめ、林野高校と岡山理科大学の生徒・学生も各1人参加した。前日からの積雪で雪かきをしながら作業。「きれいな花が咲くように」と願いを込めながら苗木を穴に据えた後、獣害対策の柵などを立てた。
親子での植栽活動は今回で2回目。地域の人たちからの温かいおもてなしがあり、昼食には手作りの弁当を味わい、交流を深めた。
希望高等学園2年の石川怜奈さんは「前回、父と参加してとても楽しかった。地域の人が優しく接してくれて、また参加したい」と話していた。