津山《風と光と心の劇場》実行委が、3月5日に新野東の勝北文化センター(岡山県津山市)で開くミュージカル「アリス」の公演を前に、メンバーたちは本番に向けて練習に力を入れている。
市内の6〜61歳の出演者20人と演奏や舞台設計などに携わるスタッフ約30人で作り上げる。今作は「仲間」がテーマ。イギリスの作家・ルイス・キャロルの「ふしぎの国のアリス」をモチーフに、主人公がさまざまなキャラクターとの出会いを通して成長する姿を描いている。
昨年9月に配役が決まり、週に1回2時間程度、歌やダンスなどの練習を重ねてきた。22日は、リハーサルを行い、赤座準舞台監督や宮野友美子演出監督らの指導を受けながら、動きや立ち位置の調整を行ったり、音楽に合わせて踊ったりしていた。主役のアリスを務める小学校非常勤講師・中村ひかりさん(28)=国分寺=は「年齢に関係なく誰でもやりたいことに挑戦できるということを伝えられたら。多くの人に希望と勇気を与えられるように頑張りたい」と話した。
花谷周治実行委事務局長は「地域の人たちが一丸となってすばらしい舞台を披露する。劇中に込められたメッセージを受け取ってほしい」とPRしている。
午後2時開演、開場は午後1時15分。入場料は大人1000円、高校生以下は500円。
問い合わせは、勝北公民館内の同実行委事務局(☎0868-36-2101)。
ミュージカル「アリス」の公演に向けて 一丸となってすばらしい舞台を披露できるよう練習中!/ 岡山県津山《風と光と心の劇場》実行委