美作ラグビースクールによる出前授業が27日、美作北小学校=岡山県美作市=で行われ、3年生約60人がパスなどの基本を教わり、チームスポーツの楽しさに触れた。
コーチ4人が訪れ、自分より前にパスを出したり、ボールを前に落としたりすると反則になるルールを説明。グループに分かれて練習に移り、横に並んで走りながらのパスではラグビー独特の動きに苦戦しながらも、自分から「パス!」と大声で呼び込むなど、上達していた。
ミニゲームでは教わったことを楽しく実践。協力してパスをつなぎ、一気に抜け出してトライを決める場面もあり、子どもたちはラグビーの魅力を体感していた。
同スクールでは「仲間を思いやる気持ちなどをラグビーから学んでほしい」としている。
ラグビーの普及を目的に4年前から市内や勝央町の小学校で実施。本年度は10月にスタートし、美咲町を含む8校で開く。