ラグビー五輪アメリカ代表 小中生と交流/岡山・美作市

スポーツ
小学生らから質問を受ける選手たち
         

 東京五輪の事前合宿で岡山県美作市に滞在している7人制ラグビー米国代表の選手らが17日、練習会場の県美作ラグビー・サッカー場=美作市入田=で地元の小中学生との交流会を開き、トップレベルのプレーを披露した。

 美作ラグビースクールの生徒を中心に、女子チームの午前中に約50人、男子チームの午後は約40人が参加。コロナ禍のためスタンドから見学した。

 このうち世界ランキングが現在16位の男子チームは、メンバー15人が入念にウォーミングアップした後、2組に分かれて試合形式で練習。俊敏なステップと走力で相手をかわしながら巧みなパスワークを発揮し、参加者は小旗を振りながら見入っていた。

 終了前、集合した選手に子どもたちが「ラグビーの魅力は」「毎日どのくらい練習するのか」「1日何食食べるのか」などと質問し、ユーモアを交えながら答えていた。

 ラグビースクールに通って6年の勝間田小6年・小林千蔵君(勝央町岡)は「みんな大きくがっしりし、思った以上に動きが素早い。周りの動きもよく見ながら、空いている所に上手にパスを出していた。ぼくももっと体を鍛えてテクニックもつけたい。オリンピックではアメリカも応援する」と話していた。

 選手たちは五輪開幕前日の22日朝に出発。男子チームは26日、グループリーグ初戦でケニア、アイルランドと対戦し、女子チームは29日、グループリーグ初戦で中国、日本と対戦する。


ウォーミングアップで走り込む選手たち


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