レトロバスが走る 津山・美咲つなぐ観光連携 鉄道遺産を活用/岡山・津山市

歴史・文化 玉置晃隆(みつたか)
鉄道館での出発式
         

 津山市と美咲町は6日、津山まなびの鉄道館(大谷)と柵原ふれあい鉱山公園(吉ケ原)を結ぶ「レトロリレーバス」の運行を始めた。「鉄道遺産」を活用した観光振興の推進をめざす定住自立圏連携事業の一つで、11月までの毎月第1日曜に3往復する。


 鉄道館で出発式があり、玉置晃隆(みつたか)市産業経済部長らが「たくさんの人に乗車してもらって津山、美咲の枠組みを越えて盛り上げていきたい」などとあいさつし、代表3人がテープカット。22人が両備バス(旧塗装車)の始発便に乗り込み、関係者が手を振って見送った。車内では車掌役の美作大学放送研究サークルのメンバーが、両市町の魅力や歴史を案内した。


 昨年に続き2年目。両施設で当日の便ごとに乗車整理券を配布し、定員先着26人。片道約30分で、乗車無料。使用車両は、6月3日は中鉄北部バス、7月1日は備北バス。8月以降の使用車両は未定。
 問い合わせは、市観光振興課(32-2082)か町産業建設観光課(66-1118)。


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