思わず「やったあ!」 児童らがロボット製作体験 「将来は車を作ってみたい」/岡山・津山市

教育・保育・学校 真剣なまなざしでロボット製作に取り組む児童
真剣なまなざしでロボット製作に取り組む児童=岡山県津山市で
         

 岡山県津山市押入のプラットポートで16日、ヒューマンアカデミージュニアSTEAMスクールロボット教室の「ロボット製作無料体験会」が開かれ、高野小学校の児童7人がものづくりの楽しさを体感した。

 

 芸術的創造力を培う理数教育を意識した「STEAM教育」を図るヒューマンアカデミー(本社・東京)が主催。同社の津山山下教室の講師・畝岡俊隆さん(62)と岡山西大寺校・倉敷中央校の代表・三浦広志さん(50)が講師を務めた。

 

 子どもたちは、左右の腕を交互に動かして進む電動式の「クロールロボット」の製作に挑戦。テキストをじっくり読みながらプラスチック製のブロックや細かいパーツを組み立てていった。途中で「パーツの大きさやギアの形をよく見て、合わせて」といった畝岡さんらのアドバイスを受けたり、やり直したりしながら試行錯誤を重ねて完成。最後に電池を入れて動いた時、「やったあ」と歓声が上がっていた。

 

 小学5年・髙橋湊君(11)は「パーツの組み合わせに苦労したけどできてうれしい。機械についてさらに興味がわいた。将来は車をつくってみたい」と笑顔で語っていた。

 

完成したロボットの出来栄えを確かめている児童


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