22県の知事でつくる日本創生のための将来世代応援知事同盟が表彰する「将来世代応援企業賞」に、岡山県美作市中川の産業機械メーカー・アイダメカシステムが選ばれた。
同社は、朝礼での残業予定の宣言による所定外労働時間の削減や、チャットによる休暇申請のリアルタイムでの共有と業務フォロー、短時間正社員制度など、従業員一人ひとりに合わせた働き方改革を行い、仕事と育児の両立支援に取り組んでいる。
5日、岡山県子ども未来課の横田健二課長が同社を訪れ、丸山隆行社長(52)に賞状を伝達した。同社の従業員数は13人。丸山社長は「家庭の事情などに対し、お互いさま、助け合いのスタイルで取り組んでおり、少人数の企業の活動を評価してもらい、うれしい。今後もより暮らしやすく、働きやすい支援を行っていきたい」と喜びを語った。
同知事連盟は2015年に発足し、子育て支援や女性・若者への働き方改革に先進性のある企業・事業所を表彰することで、社会全体で将来世代を支える環境づくりを推進している。