税知識の普及などに取り組む津山間税会の設立35周年、青年部と女性部の15周年記念式典が28日、岡山県津山市の津山鶴山ホテルで開かれ、関係者約80人が一層の発展を誓い合った。
式では津山間税会の末澤由博会長が「節目を迎えることができたのはみなさんの支援のおかげ。一丸となり、組織のさらなる強化を図りたい」とあいさつ。県関税会連合会の高木晶悟会長ら来賓が祝辞を述べた。
事業活動の報告があり、租税作品の表彰、美作大学の学生による紙芝居の作製、小学校・保育園への租税教室開催といった多彩な取り組みを説明。近年の会員増強運動が評価され、9月に開催される全国間税会総連合会総会で、2年間のモデル会に指定される予定であることも紹介された。
この後、世界的彫刻家・武藤順九さん(昭和町)による「過去、現在、未来の津山の活性化」をテーマにした記念講演が行われた。
津山関税会は消費税が導入された1989年に発足し、現在の会員数は県下第2の規模の335社。青年部(脇優太部長、103人)と、県下初の女性部(有木信子部長、69人)は2009年に結成された。