一般社団法人530(ゴミゼロ)運動は9日、吹屋町から船頭町までの吉井川沿いの歩道を清掃し、植樹帯に花を植えた。
子どもから大人まで12人が参加。火ばさみを手に歩き、たばこの吸い殻や食品のビニール袋、ペットボトルなどを拾って袋に入れていった。植樹帯は、茂った雑草を抜いた上で、造園業者から提供された黄色や赤色などの花の苗を植えた。
住田智洋さん(40)=桶屋町=は「想像していたよりも少なかった。道沿いにきれいな花が咲いていればポイ捨てをする人は減るはず」と話した。
530運動は、代表の杉山孔太さん(37)=小田中=が、四国八十八カ所を巡礼した際にごみを拾って歩く男性と出会ったのをきっかけに2014年に設立。これまでに市内で50回ほど有志で清掃したほか、SNSで「530運動」のハッシュタグをつけて活動の様子を投稿しており、現在、全国に賛同者がいるという。
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道沿いのごみを拾う参加者
一般社団法人530(ゴミゼロ)運動 清掃活動
- 2021年5月10日
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