JR因美線・三浦駅=岡山県津山市=の桜が満開となり、写真愛好家らが〝薄ピンクのトンネル〟をくぐる列車の撮影を楽しんでいる。
桜は1963年の駅の完成を祝って地元住民が植樹したもの。近年、撮影スポットとして人気が高まっており、多くのファンらが訪れている。華やかな彩りに迎えられてワンマン列車がゆっくりホームに入ってくると、その光景を収めようと、シャッター音が盛んに響いた。
初めて訪れたという岡山県瀬戸内市の宇野昌司さん(64)は「桜のトンネルをくぐる様子を撮影でき、満足できる写真になった。ローカル駅の魅力に癒やされた」と話していた。
p
三浦駅の桜のトンネルをくぐる列車