世界のクラシックカーが岡山県内を巡る「第22回ベッキオバンビーノ」(同実行委主催)が7、8の両日開催され、流麗なクラシックカーやスーパーカー約80台が秋の作州路を駆け抜けた。
恒例のチャリティーイベントで、初日は岡山縣護國神社=岡山市=をスタートし、和気の藤公園などを経由して午後4時ごろ、美作市湯郷に到着した。
湯郷温泉の観光案内所に設けられたチェックポイントでオースティン(英)、MG(同)、ポルシェ(独)、フェラーリ(伊)、フォード(米)などのビンテージカーが次々とチェックイン。詰めかけたマニアや住民らが手を振りながら歓迎し、憧れの車を写真に収めるなどしていた。
岡山市中区の公務員・岡本尚久さん(50)は「走っているビンテージカーはあまり見る機会がなく、車体やエンジン音がやっぱりかっこいい。子どもたちも大喜び」と話していた。
各チェックポイントでは交通遺児就学支援の募金活動が行われ、2日目は鏡野町の奥津温泉花美人の湯や真庭市蒜山ヒルゼン高原センタージョイフルパーク、美咲町のまきばの館などを回り、終点に向かった。
同イベントは県内の愛好家でつくる実行委が春と秋に開催。