世界のクラシックカーやスーパーカーが岡山県内各地を巡る「ベッキオバンビーノ」(同実行委主催)が5、6日の両日開催され、全国から集った約60台が重厚なエンジン音を響かせ行楽客らを魅了した。
被災地の子どもや交通遺児支援への寄付を呼びかける恒例のチャリティーイベントで、初日は岡山市の岡山縣護國神社をスタートし、備前日生大橋などを経て、美作市の湯郷温泉街へ到着。トライアンフTR3(英)を先頭に、ベントレー(同)、アルファロメオ・ジュリア(伊)、ポルシェ(独)などのビンテージカーが観光案内所前に次々とチェックインした。詰めかけたファンや家族連れらは手を振って歓迎し、憧れの車を写真に収めるなど思い思いに過ごしていた。
津山市押入から訪れていた早瀬慎治さん(59)は「普段なかなか見ることのできない色々なクラシックカーを間近で見ながらドライバーと触れ合えるので楽しみにしている。イベントを応援したい気持ちもあるので、毎回足を運んでいる」と笑顔で話した。
一行は、この後湯原温泉郷へ向かい宿泊。6日は、鏡野町の山田養蜂場みつばち農園や真庭市のヒルゼン高原センタージョイフルパークなどに立ち寄り、岡山市の終点へ向かった。
同イベントは県内の愛好家でつくる実行委が春と秋に開催。
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