弥生小2年の山﨑仁衣花さん(7)が、8月=大阪府=、9月=石川県=で開催されるブレイキンのチャンピオンシップに向けて練習に励んでおり、「自分が持っている力を全部出し切りたい」と意気込んでいる。
8月の大会「THE GOLDチャンピオンシップ」は小学2年生以下の部で、関西地区であった予選の優勝者8人が、ヒップホップなどのオールジャンルで競う。9月は京都府、滋賀県、北陸のイオンモール12カ所で予選があった「2024イオンモールブレイキンチャンピオンシップ」の女子小学生低学年の部に出場する。
仁衣花さんはダンススタジオ「NEXT」=岡山県津山市=で代表を務める父・伸浩さん(46)の影響で3歳からヒップホップを習い、5歳でブレイキンに初挑戦。すぐにヘルメットを使ったヘッドスピンを習得し、現在では得意技になっている。同スタジオに週3回通い、フットワークなどにも磨きをかけている。
昨年9月に公式戦として初出場したJDSF(日本ダンススポーツ連盟)主催の「ブレイキン中四国ブロック選手権2023」の小学1年~中学2年の部で6位入賞を修めた。
仁衣花さんは「難しい技が成功するとうれしい。同世代で活躍しているダンサーよりも上手くなって、世界の大会で一位になりたい」と目を輝かせる。
伸浩さんは「負けず嫌いな性格と集中力の高さを武器に頑張ってほしい」と期待を込める。
【メモ】…ブレイキンは都会的なダンススタイルの一つで、スピンやフリップ(宙返り)などの複雑でアクロバティックな体の動きで構成されている。