美作国一宮の中山神社=岡山県津山市=で6日、新型コロナウイルス早期終息を祈る祭典が執り行われた。若手の神職で組織する神道青年全国協議会の全国一斉の祈願祭の一環。
同協議会理事・広報委員長の湯浅迪彦同神社権禰宜(35)が神前で、一日も早い終息を願う祝詞を読み上げた。「心を一つにして、一丸となって祈りを捧げることで必ず明るい未来が訪れると切に願っています」と話した。
また、同協議会が、外出を控えなければならない状況を考慮して作成した、家庭の神棚でも祈りを捧げられる「神棚拝詞」のコピーを同神社のさい銭箱上と社務所に置いている。10日ほどの間に約100枚参拝者が持ち帰った。神棚拝詞は、同協議会のホームページからダウンロードできる。
湯浅権禰宜は「こんなときだからこそ、心のゆとりを忘れずに、心静かにご家庭の神棚に願いを捧げてはいかがでしょうか」と話している。
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新型コロナウイルス早期終息祈願の祝詞を神前で奏上する湯浅権禰宜=6日午前10時、中山神社で
中山神社で新型コロナウイルス早期終息を祈る祭典執り行われる/岡山・津山市
- 2020年5月7日
- 祭事・神事・法要