岡山県津山市一宮の中山神社で18日、「夏越し輪抜け祭」が開かれ、氏子ら大勢の参拝者でにぎわった。
新年の始まりから半年間の身についた穢れを清めて災厄を祓う神事。夕方から家族連れらが次々に訪れ、中門に据えられた茅(ち)の輪をくぐり、拝殿に手を合わせて無病息災などを祈念。拝殿では午後6時から神事が行われた。
境内には同神社御祭禮神事保存会や「あっちゃんの大きな木」による揚げたてコロッケ、生ビール、かき氷などの屋台が並び、神楽殿での作州昭和歌謡団によるスペシャルライブ、惣神殿の保存修理完了を祝うもちまきも盛況だった。
会社員女性(32)は「家族が熱中症などにならず、猛暑を元気に乗り切れるようお願いした」と話した。