中島最後水揚げ水車

二十四節気
         

 ◎…6日は二十四節季の「芒種」。稲や麦など穂の出る穀物の種をまくころとされる。津山市内の田植えは終盤を迎え、日が暮れるとカエルの合唱がこだましている。
 ◎…では嵯峨井堰(さがいせき)の水門が全開。嵯峨用水では、このあたりでは中島最後となった「水揚げ水車」2基がゆっくりと水を汲(く)み出し、田を潤している。
 ◎…長年、水車を守り続けてきた坂本藤四郎さんの遺志を引き継ぎ、農業・山根節夫さん(82)が昨年から回している。「なくてはならない風景。絶やすわけにはいかないと思っています」と話している。
写真
今年も回り始めた水車


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