陶芸体験の出前授業が21日、中正小学校(宮部下)で開かれ、4年生11人が陶芸家・奥田福泰さん(68)=野村=に教わりながら絵皿作りを楽しんだ。
総合的な学習の一環として初めて企画し、要領を聞きながら開始。児童たちは粘土を板にはさんで踏むなどして平らに伸ばし、円形にしていった。
縁を滑らかにした後、へらで線を彫り込み、そこに釉(ゆう)薬状の色粘土を筆でつけて作画。「発色がよくなるよう濃いめにのせ、ほかの色と混ざらぬように」とアドバイスを受け、それぞれ考えておいた図案を見ながら虹や花、今年の干支の牛富士山のご来光といった絵柄、チェックや水玉模様などを描いた。
横田英祐君は「山や川がきれいに塗れた。焼き上がりが楽しみ。料理を盛るのに使いたい」と話した。
作品は奥田さんが工房で自然乾燥させた後、窯で素焼き、本焼きし、来月18日の出前授業で児童に手渡される。
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皿に色粘土で絵を描く児童たち
中正小学校(宮部下)、陶芸体験の出前授業
- 2021年1月22日
- 教育・保育・学校