中谷神社「瀬織津姫命」オリジナル御朱印・御守

祭事・神事・法要 瀬織津姫命をモチーフにした切り絵の御朱印
瀬織津姫命をモチーフにした切り絵の御朱印
         

 岡山県苫田郡鏡野町中谷の中谷神社(岡本正英宮司)は、境内社の愛宕神社の祭神「瀬織津姫命(せおりつひめのみこと)」をモチーフにしたオリジナルの御朱印と御守を新たに作った。元日から授与所に置き、参拝者に頒布する。
 瀬織津姫命は、罪やけがれをはらい浄める祓戸大神(はらえどのおおかみ)として大祓詞に登場する女神で竜神。伊勢神宮内宮の別宮荒祭宮では天照大御神の荒御魂としてまつられている。
 御朱印はA5サイズで、中国デザイン専門学校(岡山市)の学生にデザインを依頼し、レーザーカットによる切り絵。きらめく水面に手をかざす瀬織津姫命の表情や着物の模様、たけだけしい竜の顔やうろこまでも繊細に切り抜いている。
 御守はちりめん仕立ての7種があり、浄化、開運、縁結び、子授け、安産、厄除けといったご利益・神徳があるとされる。
 納経料は御朱印が1000円、御守りが800円。元旦は午前0時から歳旦祭、若水取の奉納がある。
 岡本宮司(63)は「コロナ禍が長引いているが、祓い四神の筆頭ででもある瀬織津姫命のご利益を受け、参拝された皆さんにご加護がありますようにと願いを込めている。御朱印は今回の冬バージョンを皮切りに、季節ごとにデザインを変えていくので楽しみにしてほしい」と話している。

7種の御守と岡本宮司


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