丸尾君初大会出場でV

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 全日本空手道連盟糸東会第29回関西地区選手権大会(同会関西地区協議会主催)が、大阪市の丸善インテックアリーナ大阪であり、岡山県津山から出場した近藤道場の丸尾龍馬君(保育園児)が組手幼年男子の部が見事優勝、川上慧人君(加茂中3年)が組手中学生男子段外の部で3位、松尾香々絢さん(津山東中2年)が形中学生男女段外の部でベスト8の入賞を果たした。
 丸尾君は空手を始めてまだ4カ月で、初めて出場した大会で優勝に輝いた。試合もすべて6―0の圧勝で、基礎がどこまで通用するかと、中段、上段の逆突きのみの技で戦った。
 「緊張した。優勝できてうれしい。これからも一生懸命練習して、ほかの大会でも優勝したい」と張り切る。
 川上君は左足の爪が割れるけがをしたがものともせず勝ち進んだが、準決勝で今回優勝した相手に1―3で破れた。「技が決まったと自分で判断し、気がゆるむ場面があった。判定が出るまで気を緩めず攻めたい」と闘志を燃やす。
 また、松尾さんは突きや止めなど動作のメリハリに気をつけと言い、「ねこ足立ちの時にバランスが崩れたので、技だけでなく体幹も鍛えたい。他の選手の動きが参考になったので、練習し取り入れたい」と今後に意気込みを見せた。

優勝するなど活躍した近藤道場の3選手


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