久世駅前に「エキマエノマエ」

経済・産業
         

真庭市の活性化に取り組む市民団体「まにワッショイ」が久世駅前(同市久世)の空き家を改修し、レンタルスペース「エキマエノマエ」として新たに事業を始める。オープンは8月2日。
 建物は、1924(大正13)年に久世駅と同時に建てられ、集荷場として利用されていた。延べ約200平方㍍の木造2階建で、玄関がある2階はホワイトボードや無線LAN(Wi―Fi)などを備え、さまざまな職種の人が共有できるコワーキングスペースとした。1階は体験教室やイベントに使えるフリースペースで、市民らの交流の場として利用できる。いずれも有料。
 同会員で会社経営を行う河野文雄さん(47)を中心に、メンバーが昨年の秋から改修工事や作業にあたった。費用は約600万円で、同会の資金以外に、市の助成金を充てた。
 17日には披露会があり、完成を祝うもち投げが行われたほか、料理が振る舞われ、訪れた人たちが楽しんだ。津山市大田の会社員・大山貴志さん(45)は「駅前という立地条件がよく、人が集まりやすい。副業をしているのでぜひ活用したい」と話した。
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8月にオープンするエキマエノマエ

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改修したコワーキングスペース


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