大みそかの31日夜、久米川南の圓光寺(田中優寛住職)では、住民手作りの牛乳パックの灯籠がともる中、除夜会があり、参拝者が家内安全、コロナ収束などを願い、除夜の鐘を響かせた。
牛乳パック灯籠は、檀信徒会(山田誠会長)が寺への感謝と住民のふれあい、地域活性化の一助になればと、檀家から募った。家族の絵や「コロナみんなでのりこえよう」「2021年はよい年になりますように」といった言葉が書かれた灯籠約50個を、鐘つき堂を中心に設置した。
雪が舞う中、参拝者たちはじっくり見、コロナ感染防止対策として寺が用意した手袋を各自して鐘をついた。
百八つ目の鐘をついた誠道小5年の石原大雅君は「今年は勉強と剣道を頑張りたい」と話した。
P
牛乳パックの灯籠の明かりの中、除夜の鐘をつく参拝者
久米川南の圓光寺
- 2021年1月4日
- 祭事・神事・法要