きょう21日は二十四節気の「夏至」。1年で最も昼間が長い日だが、梅雨の時季に重なるため晴れることは少ない。
岡山県真庭市鉄山の玉泉寺では、「天女花」とも称されるオオヤマレンゲの花が最盛期を迎え、優美な咲き姿が参拝者の目を楽しませている。モクレン科の落葉低木で、うつむいた純白の花弁にあでやかな紅色の芯がのぞく。境内と裏山に約80本が植栽されており、無数につけたつぼみを日ごとほころばせている。
住職の母、宮本静代さん(76)は「一輪の命は2日ほどで、昼下がりから咲く。今月いっぱいは楽しめそう」と話している。
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