二十歳の声
岡山県津山市で7日、「二十歳を祝う会」が開かれた。”大人”としての一歩を踏み出した若者たちに、思いや将来の夢、地元のまちに望むことなどを聞いた。
新家麻央さん=広島県在住、福山市立大学= 「ここまで育ててくれた両親や学校の先生、周りの皆さんへの感謝の気持ちでいっぱい。小さなことでもきちんとこなし、日々努力を積み重ねていく。町が活気づいてほしい。できることがあれば、協力したい」
水島諄也さん=大阪府住吉区在住、大阪公立大学= 「18歳ですでに成人になっているが、そのころよりも大人になったという実感がわいてきた。理学部で素粒子物理学について学んでいる。その知識を生かして社会に貢献できる仕事に就きたい。地方ならではの良さを生かして住みやすいまちであってほしい」
山本珠優さん=津山市大吉、津山東高校専攻科= 「気持ちが引き締まる思い。看護師を目指して、まずは資格を取ることに専念したい。地域の人たちの優しさなど津山には良いところがたくさんある。変わらないでほしい」
網島知哉さん=津山市東一宮、会社員= 「大人の一員として頑張っていく。仕事をしっかりと覚えてこなしていき、将来は後輩たちの面倒も見られるように精進したい。若者たちで活気あふれる場所になってほしい」
池田大樹さん=津山市東一宮、アルバイト= 「子どもたちの手本となるように気合をいれて物事に取り組みたい。今、将来の夢について考え直している最中。具体的な目標を立てて、再出発したい。生活しやすい場所になるように発展させることができれば」
赤堀咲月さん=津山市山方、美作大学= 「まだ将来への不安も残っている。気を抜いてはいけない。小学校教諭を目指している。自分の考えをしっかりと持ち、笑顔と明るさを忘れずに子どもたちと接することのできる教員になりたい。(地元に期待することは)雇用の拡大」
後河龍紀さん=津山市山北、会社員= 「お金を稼げるようになった分、子どもの時よりもできることが増えた。スキルアップなどを図りたい。社会人として地元の発展に貢献していきたい。もっと栄えるまちにしていきたい」
山下りおさん=京都府、京都外語大学= 「これからは自分の行動に責任を伴う。しっかりしないといけない。航空管制官を目指し、英語が堪能になれるように勉強に励む。地元で暮らして働きたいと思う若者が増えるように、魅力のある場所になってほしい」
松尾玲奈さん=津山市上村、会社員= 「あっという間に20歳になってしまった。仕事をがんばりたい。(地元に)娯楽施設がふえたら、若者や子どもたちも喜ぶ」