岡山県津山市の妙願寺を拠点に活動している「森藩時代を語る会」(髙山科子会長)はこのほど、京都方面で1泊2日の研修旅行を行い、森家ゆかりの地を訪ねた。
森順正住職を含め19人が参加。はじめに、京都で逝去した初代津山藩主・森忠政が埋葬されている大徳寺三玄院を訪れ、森家との縁から通常は拝観できない墓所に三玄院住職の案内でお参りした。続いて、織田信長・信忠の墓所、森蘭丸、坊丸、力丸の三兄弟や家臣の墓がある阿弥陀寺へ。ここでも特別に信長の位牌(いはい)とともに並べられた森三兄弟の立派な位牌を拝観した。
2日目は、忠政の父・可成の墓所がある聖衆来迎寺に続き、本能寺と元本能寺跡を訪問。本能寺大宝殿宝物館の館長から、展示物の詳細な説明を受けて歴史を学び、研修を終えた。