勝加茂小学校=岡山県津山市=で25日、5年生を対象にした茶道教室が開かれ、児童21人が日本の伝統文化に親しんだ。
表千家流教授の濃野榮子さん(安井)が講師を務めた。約800年前の茶の湯のはじまりやわび茶の大成者・千利休、畳の上の歩き方や座り方などをわかりやすく解説した。子どもたちは作法にのっとり、緊張した面持ちで懐紙の上の菓子を食べ、茶碗を両手で抱えて抹茶を飲んだ。
髙山蓮介君は「すごく長い歴史がある茶道をいま僕たちが体験できることがすごいと思った。お菓子もお茶もおいしかった。来年も楽しみ」と話していた。
総合学習の一環で、同校では5、6年生が茶道教室を受けている。