建具・家具製造販売の佐田建美(真庭市下方)は5日、同所に移転して20周年を迎えたのを記念し、地元の木山神社(木山)に同神社の神紋などをあしらった組子細工のパネルを奉納した。
縦75㌢、横3・2㍍で、厚さ0・8㍉のヒノキと杉、神代(じんだい)杉の木片約1万個を組み込み、神紋を中心に健やかな子どもの成長を願う麻の葉や桜亀甲、変り八重桜などの紋様を配した。佐田時信社長(70)と社員が約半年間かけて制作した。
奉告祭には社員ら15人が参加して神事が執り行われた。佐田社長は「全国から大勢の人たちが参拝するお宮。感謝の思いとともに皆さんに御利益があるよう願いを込めて作った」と話している。
同社は1975年に同市中で創業。2001年に現在地に事業本部とショールーム、工場を新設した。
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木山神社に奉納された美しい組子細工のパネル
佐田建美 組子細工パネル奉納
- 2022年1月13日
- 歴史・文化