佐良山地区「お互いさま福祉員」研修会

医療・福祉
         

 佐良山地区が取り組む高齢者への見守り声かけボランティア「お互いさま福祉員」の研修会が12日、平福の佐良山公民館で開かれ、地域のさらなる連携に向けて活動のポイントを再確認した。
 同福祉員と見守り協力事業所の従業員ら約50人が参加した。市社会福祉協議会の藤澤成実さんが、人口や高齢化率、世帯数、認知症高齢者数など地区の現状にふれた上で、孤立化や老老介護、社会とのつながりの減少といった問題が起こる可能性を説明。見守り活動について▽気にかける(近所の人に関心を持って過ごす)▽気づく(困っている人や気になる人を見つける)▽知らせる(気になる人を地域の役員や専門機関へつなぐ)―の3点で成り立っていると述べ、日常生活上のちょっとした見守りや日ごろからつながっておくことの大切さを呼びかけた。
 このあと中島町内会の取り組み事例の紹介もあり、参加した人たちは活動の参考にしようと熱心に耳を傾けた。


熱心に研修するお互いさま福祉員


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