作州忍者鶴山隊、第7回学習会を開催

歴史・文化 作州忍者鶴山隊、第7回学習会を開催
         

 忍者を研究して歴史を学びまちおこしに生かす「作州忍者鶴山隊」は14日、第7回学習会を大谷の中央公民館で開催。新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴う自粛から約8カ月ぶりに活動を再開させた。
 隊員ら26人が参加した。河部克己隊長が「新たな歴史・文化の礎を津山に築きたい。全国へ発信し、津山の忍者隊として期待を寄せてもらっている。これからも情報を拡散していきたい」とあいさつ。新入隊員3人に認定証が渡された。
 講義は藤木靖史隊員が津山市史・第三巻などを参考資料に、森忠政の「出生」「美作国入国」や、津山城の天守閣が「5層4庇(ひ)という類例の少ない形」などと築城に関する余話を解説した。このほか「忍者が活躍した時代」「徳川幕府を支えた忍者・服部半蔵」「伊賀と甲賀による代理闘争」などをテーマに学びを深めた。
 また、忍者が保身の呪術として使った臨・兵・闘・烈などの9文字(印)を唱え、戦勝を祈る作法「九字護身法」の実演体験があった。
 同隊の隊員は現在約100人。設立した2月22日にちなみ、222人を目標にしている。隊員・サポーターの入会、問い合せは、事務局の小西知恵己さん(☎080―6305―2967)
写真
忍者の歴史などについて学ぶ「作州忍者鶴山隊」メンバー


>津山・岡山県北の今を読むなら

津山・岡山県北の今を読むなら

岡山県北(津山市、真庭市、美作市、鏡野町、勝央町、奈義町、久米南町、美咲町、新庄村、西粟倉村)を中心に日刊発行している夕刊紙です。 津山朝日新聞は、感動あふれる紙面を作り、人々が幸せな笑顔と希望に満ちた生活を過ごせるように東奔西走し、地域の活性化へ微力を尽くしております。

CTR IMG