社会福祉法人・作陽保育園が老朽化のため改築工事を進めていた新園舎が、大谷の同園敷地内に先月完成し13日、落成式が行われた。すでに使用を開始しており、新年度から定員を135人(従来120人)に増員する。
一昨年12月から着工し、鉄骨2階建て延べ831平方㍍の保育棟と同平屋建て201平方㍍の遊戯棟を整備。
保育棟は「情操を育む木のぬくもり」をコンセプトに保育室5室、多目的室、厨房室、事務室などを配し、内装に県産のヒノキや杉をふんだんに使っている。総事業費約4億円。
遊戯棟での式には関係者約30人が出席。松田英毅理事長が「時代の流れや要望を受け、認定子ども園を目指して建て替え、理想的な園舎が完成した。これからも優しく、思いやりの心を持つ子どもたちを育んでいきたい」とあいさつし、テープカット、年長組園児30人による和太鼓演奏で完成を祝った。
同保育園は1953年、津山駅前に開園し77年、今の敷地に移転し、現在に至っている。
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作陽保育園の新園舎
作陽保育園新園舎
- 2022年1月15日
- 教育・保育・学校